このページでは、正規化J字形(jn)のガイドラインを説明・定義しています。
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正規化J字形の定義
「横画の下にある斜めの画」について
「横画の下にある斜めの画」については、原則横画と斜めの画を接触させます。
なお、「儿」については下記「『儿』について」を参照してください。
「横画の下にある𠃋」について
「横画の下にある𠃋」については、原則横画と斜めの画を接触させます。
「儿」について
「儿」と上の部品が接触するかどうかについては以下の通りとします。
「火」について
u706bについては、以下の通りとします。
4画目をはらうもの
4画目をはらう
u706bについては、
u706b-jを使用します。
4画目をとめるもの
4画目をとめる
u706b-06については、以下の通りとします。
(1)「へん」にあるものはu706b-01を使う
(2)「火」を横に2つ以上並べるもの(u71eeu3dc0u241feなど)はu706b-01を使う
(3)u70d5の形はu706b-01を使う
(4)それ以外はu706b-06u706b-06-var-002u706b-06-var-003のどれを使うか保留
「耳」について
u8033は右側に何かがあるかどうかで使う部品が変わります。
ただし,u8076は上記ルールに関わらず常にu8076-jを使います。
筆押さえについて
筆押さえについては、以下の通りとします。
正規化しない部品
以下に挙げる字形については見た目上の差が比較的大きいため、正規化を行わずに元の字形を維持します。
正規化するグリフ
これらのグリフには、正規化J字形を適用します。
- UCSの符号位置に接尾コード「jn」がついたグリフ(u####-jn, u2####-jn)
- CJK統合漢字拡張D→Eのグリフ(extd-#####)のうち,Jソースが存在するもの
- CJK統合漢字拡張Fのグリフ(extf-#####)のうち,Jソースが存在するもの
- IVSのグリフ(-ue01**で終わるグリフ)のうち、日本および韓国に由来するもの(Adobe-Japan1、Hanyo-Denshi、Moji_Joho、KRName)
IVSのグリフ
IVSのグリフについては、単一のコレクションの範囲内のグリフが互いに区別ができれば問題ないと考えられます。
正規化しないグリフ
接尾コード「-j」「-ja」「-js」のグリフ
接尾コード「-j」「-ja」「-js」のグリフについては、正規化前の本来のJソースの字形で作成します。
JソースおよびIVSのソース参照に使われる命名のグリフ
「aj1-」「heisei-」「jk-」「jmj-」「jx1-」「jx2-」から始まる命名については、正規化前の本来の字形で作成します。
IVSのグリフ(-ue01**で終わるグリフ)のうち、マカオに由来するもの(MSARG)
マカオの漢字のグリフは日本語で使われるものと大きく異なり、正規化を行うことは不適切であると思われます。
接尾コード「jn」をつけたグリフを作成しないグリフ
Jソースの字形と正規化J字形の字形が一致するもの
UCSのJソースと正規化J字形の字形が一致する符号位置には、接尾コード「jn」をつけたグリフを
作成しません。その符号位置に接尾コード「j」をつけたグリフをそのままご利用ください。
Jソースがない文字
UCSでJソースがない符号位置には、接尾コード「jn」をつけたグリフを
作成しません。かわりに、その符号位置に接尾コード「jv」をつけたグリフが
仮想J字形(GlyphWiki:仮想J字形のガイドライン)に従います。
なお、接尾コード「jv」をつけたグリフは、字表:簡体字特有の字形が含まれていない場合に限りこの規則にしたがって作字を行います。